師走が、もう直ぐそこで待ち構えている。「今年はほんとに速かったぁ~」。このセリフを発してはいないだろうか。気をつけて頂きたい。危険なセリフである。


 師走の恒例行事といえば、流行語大賞である。「今のところ」私は毎年、注目をしていないし、興味を示さない。だが、今年はそうもいかなくなったのである。ある理由で、口出し致す。


 さて、本年の流行語と思われるものについて、独自の観点にてズバギリッ。
 「ワイルドだぜ」→しまった!これは昨年の候補だった。失敬。
 「今でしょ!」→確かにそうである。説得力あり。しかし、このセリフ。私は小学生時代から、母親から罵声の如く浴びせられていた。私の中では、流行ではない。むしろ、忌わしい思い出ですらある。
 「倍返し」→古い。実は。勢いナンバー1、それは認めたい。その勢いたるや買いたいぐらいだ。だが、プロレスラー長州力は、昭和新日本プロ時代、マットで叫んでいたのだ「売られたケンカは、倍にして返す!」。当時、我々小学生の間では、すでに流行語であったのだ。残念!
 「おもてなし」→東京に五輪再び!私も大いに喜んでいる。しかし、これで大賞をもっていかれたら、おいしいところをもっていった感は否めない。そこを酌んで頂きたい...。


 結論。「じぇじぇじぇ」→私はこのドラマが本気で好きだった。旅で、家を離れた最中も、DVDへ溜め撮りしていたものである(これが、ある理由である)。大賞受賞応援しています!


 ここまで引っ張っておきながら、大変申し訳けないのだが、私の中の絶対的師走、年末恒例行事...。


 競馬グランプリ「有馬記念」。