7月の「東京物語」の小ツアーといい、この「三婆」全国ツアーにおいて、滞在含め幾度名古屋に訪れ、あるいは経由したことか・・・。愛知県当たり年である。
 岡山より名古屋下車、チャーターバスにて愛知県は知多郡武豊町へ向かう。
 ん、武豊?!タケユタカ?なにやら大変聞き覚えがあるが、この辺にしておきたい。(タケトヨである)


 武豊町ゆめたろうプラザに到着。ここで一抹の不安が私を襲う。・・・このブログで再三、目にするフレーズ。辺り一面田圃に囲まれていつつ、大変モダンな劇場の存在は確認できたが、辺りに人が全く見当たらない・・・。
 「大丈夫であろうかッ」
 
 
 もうお分かりであろうと思う。このActor木内宣輝のブログにおいて、この「一抹の不安」フレーズが出た際には、ほぼ好ましい結果に至るのである。ある意味「鉄板」シリーズとなりつつある。


 御多分に洩れず、ゆめたろうプラザも大盛況となった。とてもモダンな芝居小屋で、シェイクスピアなどの西洋古典がピタリと、はまりそうで、いつかそのような作品でまた訪れてみたいと、胸が高鳴った。
 知多の皆様、ありがとうございました。
 
 
 舞台袖に、かつての当劇場出演者あるいは、カンパニーのサインが多数書き寄せられていた。とても素敵だ。皆、それぞれが書き残しているメッセージがある。
 「劇場スタッフさんが温かかった。」
 
 然りである。