桜島噴火中・・・。いよいよ鹿児島へ入った。鹿児島へは、何度も訪れてはいるものの、噴火の最中は初めてである。町中、灰が飛び駈っているのが現状だ。だがこれも、鹿児島にとっては、日常茶飯事なのであろう。鹿児島の時計は、至ってユルギナク回っているのである。
 
 
 宝山ホール。劇団四季在籍時にも、お世話になった。暫く空けていた家に、帰って来た心もちである。懐かしい・・・。
 そして劇団新派公演「三婆」。大きな劇場にもかかわらず、ほぼ満員のお客様に恵まれた。鹿児島の皆様、本当にありがとうございました。またすぐにでもお呼び下さい。
 
 
 九州最後の夜。終演後、満月の明かりにいざなわれ、私は天文館へと吸い込まれていくのであった・・・。