カッパが住んでいる・・・。
これほど神秘で怪しいフレーズ。私は大好きである。東北最後の公演地、岩手県は遠野市がそれである。その街並みは、古き日本の「ふるさと」といった印象で、昔話の舞台になりそうな雰囲気たっぷりだ。
遠野市民センター。このようなのんびりした印象とは裏腹に、舞台への反応が大変良く、笑いに貪欲なのでは?!と、演者の間から声が上がったものである。
遠野の皆様、楽しみに待っていて下さったのですね。本当にありがとうございました。
バスに乗り込もうと駆けつけると、劇場のスタッフの皆さんが、見送りに出ていらした。バスが出ていくその窓越しに、たくさんのさようならを送って頂いた。チョイトウルルン・・・。
遠野市。どことなく懐かしくて、神秘的な町であった。今度訪れることがあれば、カッパ淵にてカッパどもと、是非呑み交わしてみたいと、恒例の缶ビールでカンパイ。
これより三婆ツアー、いよいよ日本列島を南下していくこととなる・・・。