Tag | 2014春

「お久しぶりです」

 ほぼ、丸3年振りにやって来た「大阪」。ここ2、3日、興奮してましたのや。大阪や、大阪ぁやと...。


 日本香堂2014劇場 「大当たり!高津の富くじ」(作 平戸敬二先生 演出 吉村正人先生) 「文の助茶屋」(作 北条秀司先生 演出 成瀬芳一先生)の二本立てにて、5月5日宮崎県初日を皮切りに、約1か月西日本を旅公演させて頂く。楽しみやわぁ。


 本日は稽古初日、読み合わせである。大阪の人間の役で、大阪で稽古...完全にアウェーである...。


 大阪弁。こりゃ目いっぱい勉強せなあかんなぁ。と、思いつつ、ゴールデンウィーク初日の難波の人出がごった返す道筋を、スーツケースを引っ張って歩きながら滞在予定のホテルに向かう。


 すかさず捉えた「551」。もう明日のことは明日でいいかと、夏日になった大阪での初ビールを飲むことにした...。

「母をたずねて膝栗毛」東京公演 千穐楽

 奥田瑛二さん扮する、弥五右衛門さんが、あのさわやかな笑顔で「さあ、行くぞ!」と言っている。「あ!行かなきゃ!!」

 私は...?今どこ?・・・。
 ・・・夢から醒めた。
 「そうだ、今日から演舞場へは行かないのだなぁ」


 真っ白な天井をみつめながら、目は完全に醒めて、大の字になって放心している。


 「母をたずねて膝栗毛」。無事、幕を閉じることができた。多ジャンルの方々が一同に会し、稽古場から毎日が新鮮で、勉強の日々。本番に入ってもアドリブ連発!そして、時には大トラブルが発生したりと、これほど日々、活き活きお仕事をさせて頂いたのは、本当に久方振りではなかろうか。とても楽しいヒトトキであった。


 松竹関係者様、このお仕事へお呼び頂き、本当にありがとうございました。また、新橋演舞場の全スタッフの皆様、ありがとうございました。

 そして、マキノ先生ありがとうございました。とても幸せを感じています・・・。


 6月3日初日、大阪松竹座降臨。関西、西日本の皆様、乞ご期待。


 直次郎参上~!!